§カテゴリー: 理系博士の本棚の記事一覧
問題の本質を見極めることができたデカルト『方法序説』
方法序説では「我思う、ゆえに我あり」というフレーズが有名です。しかし理系的には他の部分に注目してほしい。それは分割統治法と読書の考え方です。数学者・自然科学者としてのデカルトにアプローチします。
絵本も絵画も映画もガジェットも分業制作『ルーベンス回想』
ルーベンスはフランダースの犬の絵でおなじみですが、多動力な人でした。外交官としても仕事をしていたため絵は分業で描かれていました。絵本の制作で自分は絵を描かずにクリエイターを使うのはいけないのでしょうか?
貧富の差はなくならないという残酷な現象『データの見えざる手』
ウェアラブルセンサで人間の活動データをとると、そこには見えざる手(法則)があった。ヒトの活動も物理法則で説明できる。テクノロジーから社会科学にアプローチした一冊です。IoTやビッグデータ応用の実例です。
その情報はお化粧した?それともパネマジ?『統計でウソをつく法』
統計ツールは道具なので、データを盛って読み手をだますことができます。ではどのような手口でデータをお化粧するのでしょうか?簡単なグラフの操作事例を紹介しながら、読み手が注意すべきことを提案します。
事例から楽しく学ぶ特許権と実用新案権『知られざる特殊特許の世界』
特許?知的財産権?なんだか難しそう。本書は身近な発明品や有名人の発明など、本当に出願されたものを題材として特許権や関連法律を解説しています。笑いあり、涙ありの話から理不尽なクレーマーまで紹介します。
戦略的な情報発信で信頼を勝ち取る『SNSで夢を叶える』
SNSはいまや私たちの生活に不可欠なコミュニケーションツールとなっています。たくさんあるツールのそれぞれに特徴があり、どのように使いこなすのがフォロワーにとって最適か。著者のこだわりには刺さるものがあります。
個人のブランド化とは挑戦し続けること『自分ブランドで勝負しろ!』
会社員でも個人をブランド化できる。そのメッセージを厳しくも熱く教えてくれる人がいました。挑戦することの大切さ、五感を使って情報を吸収すること。私と著者のエピソードを通じて解説します。