ベルギー一般家庭のゴミ袋とゴミ捨ての方法

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この記事ではベルギーでの家庭ゴミの取り扱いについてまとめます。

まとまった情報が意外と見つからず、私がベルギーに引っ越してきたときもすこし戸惑いました。現地で生活を始めてどうしても避けられないことなのでお役に立てれば幸いです。

自治体指定のゴミ袋を購入

自治体指定のゴミ袋
ゲント指定のゴミ袋(黄色は可燃ごみ用、青はリサイクル容器用)

ゴミ袋は自治体指定のものを使用しないといけません。日本でも自治体指定の袋が増えてきていますが、まだまだスーパーのビニール袋でよい所もあります。

まずは自治体のゴミ収集情報を調べてみましょう。ゴミ袋の色も自治体によっては写真と異なることがあります。

外部リンク:主な自治体のゴミ収集業者(清掃局)

このゴミ袋は近所のスーパーで買えます。私は最初店舗をくまなく探しても見つけられず大変でした。あとで知りましたが、レジにてゴミ袋が欲しいと言わなければいけませんでした。

なぜ棚に陳列していないのでしょうか?同僚が言うには「万引きされないようにするため」だとか。

確かに1セット10枚で約6ユーロでした。安くはないですね。

毎回レジで並ぶのが嫌いな私は、どうしてもセルフレジを使ってしまいます。そのため最初にゴミ袋を買うのに時間がかかりました。言葉に自信がないのもありましたが。

あらかじめスマホにゴミ袋の写真を入れておきました。そして有人レジに並んだ際、レジの人に写真を見せてやっと購入しました。

主なゴミの種類と出し方

ゴミ捨て場の写真
マンションのゴミ捨て場とコンテナ

私の住む集合住宅ではゴミ捨て場があります。そのため曜日や時間帯を気にせずにいつでもゴミを出すことができます。写真にあるコンテナに各タイプのゴミを出すだけです。

一軒家ではコンテナがないはずなので、自治体指定の曜日と時間に袋を家の前に出します。業者がゴミ収集車を運転しながら順番に袋を回収します。

たまに、出すのが遅かったのか回収されなかったのか、袋が一週間も道路わきに放置されている光景を見ます。また定期的にストライキがありゴミが回収されないことがあります。景観を損ないますし不衛生ですね。

ゴミの分類は「リサイクルできる/できない」を基準に決めているようです。そのため似たようなプラスチックでも捨て方が違います。

どの自治体も基本的にはこの4種類です。

  • 紙類(PAPIER):リサイクルできる紙として、新聞、雑誌、手紙類、封筒、チラシ、ダンボール類、食品類の包装箱(卵パックを含む)、洗剤の箱、コピー用紙、トイレットペーパーの芯などです。コンテナの場合、ばらばらの状態でそのまま出せます。
  • リサイクル容器(PMD):空き缶、ペットボトル、ジュースや牛乳の紙パック、洗剤のプラスチック容器、びんの王冠などです。専用の袋(ゲントは青)に入れてコンテナに入れます。日本のように缶とプラスチックは分けず、リサイクル可能な容器であれば同じ袋に入れて出します。
  • びん類(GLAS):ビールの空き瓶、ジャムやマヨネーズの空き容器をはじめとするガラス類です。コンテナの場合、袋に入れずそのまま出します。ガラス食器や耐熱ガラスはNGです。
  • 可燃ごみ(REST):その他リサイクルできない紙(ティッシュなど)、プラスチック類(ヨーグルト容器など)、ビニール類といったいわゆる一般ごみです。専用の袋(ゲントは黄色)に入れて出します。

このほか庭ごみ(草木や堆肥、土など)を緑色の袋で捨てるというルールもあります。私の部屋には庭も植木鉢も無いので捨てたことはありません。またコンテナも見たことがありません。

専用のゴミ袋は結構大きい(60リットル?)ため、私のような一人暮らしではなかなか一杯になりません。これまで可燃ごみは月1回、リサイクル容器類は年2回程度のペースで出しています。紙類は毎週末にこまめに出しています。

そもそも日本のように過剰包装ではないのでゴミが出にくくなっています。買い物でもエコバッグ持参が普通ですし、環境保護の考えが浸透していますね。

その他のゴミはどうする?

衣類は街中に専用コンテナに出せる

衣類用コンテナ
自宅の近くにある繊維ゴミ収集コンテナ

衣服や靴については、きれいな状態であれば写真に示すコンテナで捨てることができます。TEXTILEと書かれたコンテナは街中にあり、任意のビニール袋に入れて出せます。

業者が回収して状態を見きわめ、再利用可能なものはリサイクルショップや途上国への寄付に使われるようです。

枕やマットレス、ボロボロの服はNGのようです。

電球と電池はスーパーで出せる

電球と電池の回収ボックス
電球と電池の回収ボックス

スーパーには電球と電池の回収ボックスがあります。

電球は省エネタイプやLED電球のみ回収するようです。かつて使われていた白熱電球やハロゲンタイプは対象外で、ゴミ処理場に持参する必要がありそうです。

電池は幅広い種類を受け付けています。乾電池、ボタン電池、携帯・スマートフォン・デジタルカメラのバッテリー、ノートPCのバッテリー、工具類のバッテリーなど、回収ボックスに入る大きさのものはOKです。

注意点は、バッテリーだけを本体から取り出してボックスに入れることです。例えばスマホを本体ごと入れるのはNGです。スマホのモバイルバッテリーはそのまま入れても大丈夫でしょう。

ゴミ処理場に行けば多種類のゴミを引き取ってくれる

ゴミ処理場
ゴミ処理場は郊外にある

Ivagoという業者では、管轄地域内に6か所のゴミ処理場(リサイクル場/Recycle Park)があります。そこでは約40種類のゴミを受け付けています。私はまだ利用したことがないので、ネットで調べた内容を整理します。

外部リンク:recyclageparken | Ivago (Ivagoのゴミ処理場の解説、オランダ語)

入場には事前連絡と入場料の支払いが必要です。勝手に行って捨てることはできません。

コンテナに番号が割り振られているので、ゴミを種類別に処分することができます。コンテナ番号はリンク先にリストがあります。入場前に捨てるものを分類しておき、リサイクル場での処分をスムーズにしてほしいとのことです。

他の地域にも似たような施設はありますので、調べてみると良いでしょう。

ただし、リサイクル可能なものについては、できるだけ捨てずに中古品として流通(売買)させてほしいというのが業者側の要望だそうです。リサイクル業者やリサイクルショップでの売却を検討してみてもいいでしょう。

捨てるのはあくまでも最終手段であり、使えるものはできるだけ長く大切に使う。ヨーロッパらしい文化かもしれません。

まとめ

長く生活すると物がどうしても増えてきてしまいますが、正しく処分してスッキリしたいですね。

この記事をまとめましょう。

  • まずは自分が住む自治体のサイトで情報を入手しよう。
  • 一般的な家庭ごみは専用の袋に入れて出す。ゴミ袋はスーパーの有人レジで購入する。
  • 物によっては町中にある回収ボックスに捨てるか、ごみ処理場に持っていく。

※この記事の内容は2018年8月時点での情報です。また自治体によってゴミの出し方は異なることがあります。不明な点はお近くの役所にお問い合わせください。

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