TOEIC Part 5対策のベストアプリ『文法640問』レビュー

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文法640問アプリ

スマホのTOEIC対策アプリはたくさんあり、どれをやればいいのかわからないことがあるでしょう。

この記事では Part 5 対策に特化した『文法640問』をレビューします。有料アプリですが、私が TOEIC 対策で唯一購入したアプリです。このアプリは私が870点を取るサポートをしてくれました。

まずはこのアプリのメリットを簡単に紹介します。

  • 移動中や空き時間に学習できるように1セット10問ずつで構成されている
  • 間違えた問題だけを何度も解ける復習機能があり、効率的に学習できる
  • 1問当たりの解答時間に制限をかけられるため、TOEIC本番の時間配分を意識して学習できる

詳しくは本文中にて解説します。またデメリットについても本文中でレビューします。それほど気になるデメリットはありません。

問題ボリュームはあるが細かくグループ化されて継続学習しやすい

文法640問の収録問題構成

『文法640問』アプリはその名の通り TOEIC Part 5 対策ができる問題集アプリです。全640問が収録されています。

この640問は目標スコアを4レベル (470/600/730/860) に分けて各160問として収録されています。初級者から上級者まで配慮されたつくりになっています。

各レベルはさらに40問×4パートに分類され、各パートは10問ずつの問題セットとなっています。

ごちゃごちゃ書いてしまいましたが、要するに10問からなる問題セットが160個用意されています。もちろん1問ずつ選んで解答することもできます。

少しずつ解答できてハードルが低いので、通勤中やちょっとした空き時間で学習することができます。私は当時バス通勤だったので、通勤中にこのアプリをやりこみました。

640問もあれば1日で全部やるのは少し大変でしょう。毎日継続してやることで試験本番を想定した訓練もできます。のちほど紹介しますが、設定でさらにカスタマイズできます。

文法640問の答え合わせと解説

各問題には上の図に示すように解説があります。各選択肢の意味の違いも書かれているため、間違えた場合は何が違ったのかを知ることができます。

難易度の高い問題は細かいニュアンスまできちんと理解していないと解けません。高得点を目指したい人はこの解説も読み込んで対策したいところです。

このように問題数がたくさんあり解説もしっかりある。 Part 5 対策としては十分です。

しいてネガティブな点を挙げるのであれば、問題に少しだけ偏りがあるかもしれません。異なるレベルの問題をやっても「この問題はほかのレベルにもなかったかな?」と思うことが何度かありました。

似たような問題が重複してあるかもしれません。どういう基準で問題を収録したのか、調べてみましたがわかりませんでした。

またこのアプリの制作会社についても調べてみました。しかしホームページなどが見当たらず、これ以上調べることができませんでした。

TOEIC Part 5 対策に必要な機能が揃っている

試験本番を想定したカスタマイズが可能

文法640問の設定画面

このアプリのもう1つの特長、それはカスタマイズができることです。

上の画面をご覧ください。このようなことができます。

  • 制限時間:1問あたりの解答時間を秒単位でセットできる。この時間を過ぎると強制的に次の問題に行く。
  • 解答の非表示:1問ずつ答え合わせをするか、1パート全問解答してから答え合わせをするか選択できる。
  • ランダム出題:1パートの各問題をデフォルトの順番で出題するか、ランダムに出題するか選択できる。

どれも TOEIC 対策として必要なものです。順に紹介します。

「制限時間」は1問当たりの解答時間を調整できます。TOEIC は時間との戦いでもあるので、短時間で解く訓練ができるのはメリットです。私の経験上、 Part 5 は1問20秒で解くことを推奨します。その根拠はTOEIC公式問題集編で解説しました。

「解答の非表示」は答え合わせをを1問ずつやるかどうかを選択できます。問題は一度に集中して解くことをおすすめします。そのためこの項目はチェックして、全問解いてから振り返りましょう。

「ランダム出題」は問題の出題順序を調整できます。

問題集を解いていると「この問題の次の答えはあれだったな」と問題の中身を知らなくても出題の順番で解答を覚えてしまうことがあります。そういうことが起きないように実装された機能です。問題だけでなく4択の選択肢も並びが変わることがあります。

このほか「文字サイズを小さくする」という設定もあります。お使いのスマホかタブレットのサイズによっては文字サイズを調整する必要があるそうです。私は未使用でした。

間違えた問題だけを何度もトライできる

文法640問の復習機能

さらに、このアプリには間違えた問題だけを再度挑戦できる機能があります。効率的に学習するためには必須の機能です。

具体的には以下の3つのモードがあります。

  • いつも間違える問題
  • 最後に解いた時間違えた問題
  • 一度でも間違えたことがある問題

中でも「一度でも間違えたことがある問題」と「いつも間違える問題」を使用しました。私が実際にどう使ったのかはこの後紹介します。

残念なのは、間違えた問題はレベル別でしか再挑戦できないことです。全レベルの問題を一括して解くことができれば完璧でした。

経験談:私はこうやって使い倒した

私がこのアプリを購入したのは2015年1月でした。当時どうやってこのアプリを使ったのかを紹介します。実際にこの方法でアプリを使った後の TOEIC で870点を取ることができました(2015年3月)。

手順を簡潔にまとめるとこのようになります。

  1. 設定画面で「ランダム出題にチェック」、「解答を非表示にチェック」、「制限時間20秒」とする。
  2. 全レベル、全640問を最低2回やる。
  3. 間違えた問題を克服するため、各レベルの「1度でも間違えた問題」をやる。
  4. 間違えた問題の解説を読み、辞書で調べるなどして「なぜ間違えたのか」を理解する。
  5. 最終的に全レベル・全問を正解できるまで3と4を繰り返す。

最初のステップはアプリのカスタマイズです。問題を解く前にどういう目的で解答するか方針を決定してください。私の場合は「試験本番を想定して短時間で全問正解を目指す」でした。

アプリの設定はすでに説明した通りにしました。「ランダム出題」にチェックを入れて「まぐれ正解」の可能性を少しでも減らしました。また「解答を非表示」にチェックしてまとめて答え合わせしました。とにかく効率重視でした。

制限時間は TOEIC の本番を想定して20秒にセットしました。もしいきなり20秒のハードルが高いのであれば60秒にセットすればよいでしょう。デフォルトの120秒はさすがに長い気がします。

ステップ2で全640問を2つのグループに振り分けます。「毎回正解できた問題」と「1度でも間違えた問題」です。

偶然正解の可能性を減らすため、最低2回以上全問を解いてみてください。3回やってもいいのですが、さすがに640問全部やるのは大変なので2回通しでもいいでしょう。

問題を解く順番に決まりはありません。「470点レベルのパート1」から「860点レベルのパート4」まで順番に全問やりました。

毎回正解できた問題はこれ以上やる必要ありません。目的は「わからない問題を克服して TOEIC スコアを上げる」です。解けなかった問題に集中しましょう。

そこでステップ3とステップ4です。このアプリの機能「復習 間違えた問題」を使って効率化しましょう。

間違えた問題を復習モード「1度でも間違えた問題」で再度やります。そして答え合わせページの解説文を読み、なぜ間違えたのかを理解しましょう。

解説文だけで不十分なら、さらに自分で調べて分からない点を明確にします。私なら「自分の解答と正解の意味の違い」を自分の言葉でノートに書きます。

そして各レベルで全問正解するまで繰り返し解きます。これがステップ5です。

ある程度問題が解けるようになったら復習モードを「1度でも間違えた問題」から「いつも間違える問題」に切り替えましょう。復習する問題が多い場合は、ゲームを攻略するつもりで果敢にチャレンジしてください。

どう攻略すべきかは試行錯誤してみましょう。自分の学習スタイルが確立できると継続につながり、最終的にスコアアップにつながります。

まとめ

今回紹介した方法は私が TOEIC 公式問題集を攻略したときと同じやり方です。キーとなる考え方は「問題を繰り返し解く」です。試験対策は基本的にこれだけです。あとは効率的にやることを決めて、継続しましょう。

このアプリは有料ですがお金を払っただけのリターンはありました。私のやり方が少しでもお役に立てれば嬉しいです。

この記事をまとめます。

  • 『文法640問』は TOEIC Part 5 対策として多数の問題が収録されている。気になるのは似たような問題が一部あり、偏りがあるかもしれないこと。
  • 制限時間やランダム出題などカスタマイズ性があり使いやすい。
  • 間違えた問題だけを繰り返し解こう。ただしなぜ間違えたのか理解して解かないとスコアアップにはならない。

今回紹介した『文法640問』は2作リリースされています。この記事で紹介した画面はすべて1の方ですが、2も同じ画面・同じ操作で使うことができます。

各アプリ単体は640問収録、1と2合計で1,280問となります。iPhone版のみ1と2を合わせたセット版を割引価格で購入できます。これだけのボリュームをこなせれば Part 5 対策はほぼOKでしょう。

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