ベルギーからトルコに出張したらPCR検査と自主隔離が求められたおはなし

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トルコ航空の搭乗券

プライベートで日本に一時帰国した際は、ベルギーに戻っても PCR 検査と隔離は求められませんでした。

しかし今回トルコに 3 泊 4 日の出張をしてベルギーに戻ってきたら PCR 検査と最大 10 日間の隔離を求められました。この違いは何でしょうか?

この記事では私が実際にどのような通知を受け取ったのかご紹介します。

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ブリュッセル空港到着時にSMSを受け取った

PCR検査と自主隔離を要求されたショートメール
英語によるショートメッセージ

ベルギー政府公式情報によると、ブリュッセル空港到着時に携帯のショートメッセージ (SMS) を受け取った場合のみ、戻り後の PCR 検査と自主隔離が求められます。上の画面は実際に私が受け取ったメッセージです。

外部リンク:How to get back safely from a trip? | Coronavirus COVID-19

ベルギー居住者の場合、ベルギー入国前の事前の PCR 検査は不要です。そのためトルコ出国時の航空会社のカウンターで「 PCR 検査の陰性証明書を出してください」と言われても「 PLF (Passenger Locator Form) は必要だけど PCR は不要」と回答しました。

ブリュッセル空港到着時といってもメッセージがいつ届くのかわかりませんよね。今回は飛行機が到着してから約 20 分後、確か入国審査待ちでメッセージが来たと記憶しています。

日本一時帰国から戻ってきたときは、いつまでもショートメッセージがこないのでどうしていいかわかりませんでした。しかし今回はきたのでむしろ対応しやすかったです。

ちなみに出張に同行した人は「隔離不要です」というショートメッセージを受け取ったそうです。同じ行動をして、 PLF に同じ回答をしてどうして違う結果のなったのでしょうか?理由はわかっていません。

PCR検査のアクティベーションコード(クーポンコード)

上図のメッセージとは別に「 PCR 検査をするためのアクティベーションコードが送られてくる」と書かれていました。

このメッセージもいつ届くかわかりません。到着ロビーにいた係員に尋ねたところ「 24 時間以内に届く」と言われました。

24 時間空港で待っているわけにはいかない。と思ってとりあえず帰宅してしまいました。そして移動中のバスの中で上図のメッセージを受け取りました。メッセージ上部の一部黒塗りしている 16 桁の英数字、これがアクティベーションコードです。

実際には最初の「隔離してねメッセージ」が 12:08, アクティベーションコードがきたのは 12:33 でした。 25 分後でした。

ということは空港到着後 1 時間くらい待っていればこれらのメッセージは受け取れそうです。であれば空港のスターバックスでコーヒーを飲んでいる間に対応できそうですね。

PCRテスト1回目と自宅隔離

ブリュッセル内のテストセンターを予約

PachecoのPCRテストセンター
ブリュッセル Pacheco にある PCR テストセンター

受け取ったアクティベーションコードとは「クーポン」のことです。このアクティベーションコードを入力して予約すれば PCR 検査は無料で受けられます。使わない場合は有料 (41 EUR) です。

到着日のうちに検査をしてくださいという指示でした。そのためバスの中で慌てて予約しました。予約サイトは下記になります。

外部リンク:Test COVID-19 Brussel – TestCovid in Brussel

自宅から一番近い検査場は今日の予約が満枠でした。そのため上の写真にある Pacheco の会場で 16:00 の枠で予約しました。

鼻腔スワブ検体採取キット
検査キットは唾液ではなく鼻ほじほじだった

予約時に発行される QR コードをスマートフォンに保存して持参しました。

受付カウンターで QR コードを見せるとすぐにスキャンしてくれました。しかし「検査を受ける理由は?」と聞かれて一瞬頭がフリーズしました。出張疲れで英語がすぐに出ず、なんとか “Return from red zone” と答えて OK でした。

上の写真にある検査キットを受け取って奥の検査室に行きました。検査室では何人か待ち状態でイスに座って待っていました。鼻ほじほじ(鼻腔スワブ検体採取法)なので数秒で終わります。自分の番がすぐにきました。

この鼻ほじほじ、人によって痛い人とそうでない人がいますね。今回やってくれた男性はきつくなく助かりました。

検査が終了して退室、出口まですべて一方通行でした。受付が終わってから検査終了まで 5 分かかりませんでした。あとは受付で 10 分弱待った程度でした。

帰りにスーパーで食料を買い込んで自宅隔離開始です。

検査結果は24時間以内で出た

PCR検査の結果のショートメール

検査結果は 48 時間以内に出ると予約サイトには書かれていました。しかし実際には 24 時間以内に出ました。

上図左に示すショートメッセージをスマホで受け取り、リンク先をクリックするとすぐに結果の画面が表示されました。フランス語で “Négatif” (negative), 陰性であることがわかりました。

このショートメッセージとは別に結果のメッセージも受け取りました。上図右に示す画面です。こちらは陰性であることが直接書かれたメッセージでした。

隔離しているか確認の電話がかかってくる

トルコは出張時点でレッドゾーンでしたので隔離が必要なのは理解できます。しかし日本と違ってベルギーでは公共交通機関は使えますし、食品の買い出しなどやむを得ない理由で外出できるのでルールは緩いですね。

PCR 検査の帰りにスーパーで買い出しはしたものの、事前にお肉や食パンを冷凍しておいたのでそれらと合わせて食事は済ませました。

独身男性の一週間の隔離は別に大きな障害ではありません。仕事もリモートでやれるので問題ないですね。

検査の翌日の朝、スマホに電話がかかってきました。 COVID センターの担当者で「ちゃんと隔離しているか?」、「 PCR 検査のコードを受け取ったか?」といった簡単なやり取りをしました。

電話口の話し方ががインド人同僚と似ていたので、同僚との打ち合わせでの話のネタになりました。

このような確認電話が隔離中何度かかかってくるようです。しかし私のケースではこの 1 回だけでした。

念押しメールも届く

PCRと隔離のリマインダーメール

日曜日の昼下がり、上図に示すメールが届きました。自主隔離も折り返したので「ルールを引き続き守って PCR 検査ももう一度受けてくださいね」という念押しでした。

空港で受け取ったショートメッセージには「 2 回目のテストで陰性であれば隔離は終了してよい」と書かれていました。

しかし上図のメールには「 2 回目のテスト結果が陰性でも 10 日間の隔離は守ってください」と書かれていました。どちらが正しいのでしょうか?

担当者レベルで共通認識ができてないヨーロッパあるあるですね。

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PCRテスト2回目

自宅近所のPCRテストセンター
自宅近所の PCR 試験場

アクティベーションコードをもらった時点ですぐに 2 回目の検査予約も済ませておきました。 1 回目と違って直前ではなかったので希望する場所で予約ができました。

1 回目の時と同じで、受付では少し待ちましたが検査自体はすぐに終わりました。

受付時、聞かれたのは「携帯番号の下 4 桁」でした。検査理由ではありませんでした。本人確認をしたのだと思われます。

今回も検体採取は鼻ほじほじでした。女性担当者でかなりチクチクしました。何度も検体採取を経験していますが、男性の方がソフトにやってくれるのは気のせいでしょうか?

翌朝 7 時に結果が SMS できました。前日 10 時の検査だったのでやはり 24 時間以内に結果が出ました。陰性だったので無事隔離から解放されました。

ちなみに、テスト結果が送られてこなかった人が私の周りにすでに 2 人います。届かなければ各自で隔離を終わらせるか判断するしかないですね。

まとめ

トルコのミートボール・キョフテ
トルコのミートボール・キョフテ(滞在したホテル内のレストランにて撮影)

とにかく陰性で良かったです。でもトルコ出張中はホテルから一歩も外に出れず、常時マスク着用、こまめな消毒など細心の注意を払いました。

2021 年 7 月から欧州圏では EU コロナパスポートの利用が始まります。また状況は変わるかも知れないので最新情報は常に政府公式サイト等から収集願います。

この記事をまとめましょう。

  • 空港到着から約 20 分ほどで「 PCR 検査を受けて隔離してください」という SMSがきたら検査と隔離が必要。逆に「検査と隔離が不要です」というメッセージがくるケースも今回あった。
  • テストを受けるためのアクティベーションコードがさらに 25 分後に SMS で受け取った。このコードを使って PCR 検査の予約をすれば無料。
  • アクティベーションコードはいつくるかわからないから 1 時間ほど空港で待機してた方が良いかも。コードを空港で受け取ればそのまま空港で検査した方が二度手間にならない。
  • 検査結果は原則 48 時間以内に SMS で通知される。しかし 24 時間以内にきたり、結果がこないケースもありまちまち。

※この体験談は 2021 年 6 月から 7 月までの内容を整理しました。最新情報は必ず政府公式情報をご確認ください。

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この記事のカテゴリ:ベルギー移住手続きと現地生活
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ダイブツ
twitter: @habatakurikei
元々IT系だけど電気系技術者。20代で博士号を取得するも、全然社会の役に立てないのが不満でブログによる情報発信を開始。あなたに有益な知識やノウハウを理系目線かつ図解でわかりやすく解説するのがモットー。2018年心臓発作であわや過労死寸前。そこからガジェットレビューを通じた体調管理の情報発信も開始。ベルギー在住でシンガポール就労経験もあり、海外転職や海外生活のノウハウも公開中。

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