英語習得物語 目次

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このシリーズでは私が10年以上かけて習得した英語のノウハウをすべて公開します。

20歳でTOEICを始めて受験し245点、そこから870点まで伸ばすことができました。またエンジニアの技術と英語力でシンガポールやベルギーで働く機会をいただきました。ここでご紹介する方法は実践的なものと自負しています。

私の英語学習の柱は紛れもなく洋書多読と音読です。この2つの学習法を中心に、他の学習法や英語に関するエピソードも入れつつ紹介しています。また、物語第1話からお読みいただければストーリー風に私の英語学習の内容をお届けできるものと思います。

英語習得物語(ストーリー風の英語学習方法解説)

多読

元々本を読むのが好きだったため、多読という学習法が私にとって英語克服の突破口になりました。また、研究者(学者)を当時志していたのもあり、聞く・話すよりも読む・書くを優先していたのが多読学習を中心にした動機になります。

そのため私のTOEICスコアはリスニングよりリーディングの方が高く出る傾向にありました。傾向として、ほとんどの人はリスニングの方が得意そうなので、次項の音読を先に取り組むのも一つの方法です。

多読は約9年続け、記録だけで500冊、500万語になります。ここまでやらなくても英語力の土台はできます。むしろ効率を考えればそこまでやらなくてもいいでしょう。私が読んだ500冊の中からおすすめ本も紹介させていただきました。

例え簡単でも、薄い本でも、一冊読めば「一冊読んだ」という達成感がプチ成功体験となり、英語学習に対するモチベーションを刺激してくれます。

ダウンロードページより、私が当時利用した多読学習の記録ができるエクセルシートを公開しています。無料でご利用いただけます。

第2話:英語洋書多読との出会い

私が多読と出会って英語学習の突破口を見つけるまでのお話です。英語力の土台を築くために洋書を読むのが良いということを「ビッグ・ファット・キャット」が教えてくれました。それから多読を始めるまで数年の歳月が流れ、古本屋で100万語多読の本と出会い多読にのめり込みます。中学レベルの単語でもストーリーを一冊読んだという感動は今でも忘れられません。

そのほか、次に読む洋書の入手方法、洋書の無料サービス、多読学習の到達目安について解説しています。

第4話:TOEIC400点までに読んだ洋書ベストセレクション

多読学習初期の段階で読んで面白かった本の紹介です。主にGR(Graded Readers)と呼ばれる、英語を学習したい方向けに使用単語を制限したストーリー本を紹介しています。例えばこのレベルのミステリーは推理がシンプルなので初心者でも楽しく読むことができます。また映画の簡略版はストーリーを知っている状態で読めるので初期の学習教材にお勧めです。

第7話:TOEIC600点台までに読んだ洋書ベストセレクション

このレベルになると児童書にチャレンジできます。GRといった単語を制限した洋書に慣れるとネイティブの文章が読みづらくなります。趣味としての多読であれば何を読んでも問題ありませんが、英語力をつけるのであれば児童書も読める必要があるでしょう。児童書ならロアルド・ダールは必読です。チャーリーとチョコレート工場は映画を観た人にはお勧めです。児童書とGRのトップレベルのストーリーやビジネス書を紹介しています。

第9話:TOEIC600点台で初のペーパーバックを読破

このレベルに到達すると選択肢が一気に広がる半面、当たりはずれが多くなります。ミステリーは高度なトリックが出てくるため普段読まない人にとってハードルが高くなります。また古典やハリーポッターもチャレンジできますが慎重になるべき理由を書きました。ペーパーバックであればシドニー・シェルダン、ニコラス・スパークスといった現代ものや恋愛ものが読みやすいでしょう。このレベルが読めれば多読学習は一区切りです。

第11話:kindleで洋書多読(LRからLouis Sacharまで)

一度読んだ洋書は基本的に読み直さないため、ほとんどの洋書は本棚の肥やしか処分に困ってしまいます。kindleの登場で電子的に洋書を管理できるようになったのは大きいです。このページは電子的に購入した書籍の紹介です。LR(Leveled Readers)という単語制限がゆるいシリーズでネイティブ文章に慣れる訓練をしました。またルイス・サッカーの児童書で多読学習の仕上げをしました。

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音読

音読は聴く・声に出す・出した声をさらに聞くという複雑なことを体を使ってやるため、私にとって一番効果的なリスニング強化方法でした。具体的な音読の方法について自分の当時の気持ちとともに振り返りました。

ダウンロードページより、私が当時利用した音読学習の記録ができるエクセルシートを公開しています。無料でご利用いただけます。

第6話:CNN EEを音読してみてTOEIC95点アップ(545→640)

リスニング改善としてシャドーイングをやってみましたが、効果を実感できませんでした。そこで音読学習法に切り替えようとしたものの教材に何を使えば良いかわからず、生きた英語ということでCNN English Expressのニュース記事で音読しました。この音読を毎朝20回、数か月続けたところTOEICのスコアが95点上がったのです。なぜ音読学習を始めたのか、なぜ20回としたのか、具体的に20回やる方法を解説しています。

第10話:中学英語の教科書の音読から再出発

TOEICスコアが700点で4年間停滞し、どんな学習法を試してもダメな時期でした。自分の能力ではこれが限界かと思ったところ、同時通訳の訓練で中学英語の教科書を使っているという記述を見つけハッとさせられました。そこで中学英語の音読をやり直し、ついに730点に到達することができました。ただ音読するのではなく、言い換えなどで脳を鍛える必要があることに気が付きました。その他TOEICのスコア分布のからくりや、自分に合わなかった学習法もまとめました。

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経験談と失敗談

私の英語学習や外国でのエピソードのうち、記憶に強く残っている事をまとめました。失敗したり恥をかいたことは忘れずに残りやすいので、学習にプラスになります。

第3話:TOEIC385点で米国学会発表

アメリカの国際学会に英語の論文を投稿し、採用されます。まだまともに英語が話せないのに一人でロサンゼルスに乗り込んだときのお話しと、現地での失敗談あれこれです。スターバックスで$13が聞き取れなかったり、黒人さんから握手を求められて無視するなど、最低な人間でした。それくらい当時の私は余裕がなくガムシャラでした。

第5話:25歳で英検を初受験

25歳で英検準2級と2級を同時受験したときのエピソードです。学生服の中高生と同じ会場で英語の試験を受けたときの様子や自分の心情を書きました。近年はTOEICばかりが注目されますが、実用英検も受験するメリットはあります。英検は読む・聴く・書く・話すの4パートをバランスよく評価する試験なので、自分の弱点パートを知る良いきっかけになります。対策は問題集をひたすら解くことです。

第8話:英会話教室に半年だけ通った大学院生時代

ネイティブに「英語はマスターできない」と言われたらどう思われますか?私が海外で働いて常々思うこと、それは完璧な英語など存在しないということです。ネイティブのような流暢な英語を話す人は少数派で、日本の英語教育が歪んでいることの1つです。このときのアメリカ人先生のおかげで、試験のスコアありきではない「使いこなすための英語学習」を徹底することになりました。

第12話:~そしてフィリピン・セブ島留学へ~

1か月ですが、セブ島留学(フィリピン留学)をしました。その時の実体験をお話しします。今はSkype英会話があるので、私のように英語学習の総仕上げでもない限りお勧めとは限りません。留学先で遊ぶだけか、真剣に英語力を鍛えたいのか、目的をよくお考え下さい。学校の選び方、授業の例、宿題、現地での生活、留学効果を最大限に高めるために日本で準備したことについて解説しています。

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理系目線の英語学習法

英語学習のノウハウ

おすすめの英語学習法はある、上達に必要なのはコーチング

この記事では私の経験から「独学コース(好き・得意)」と「コーチ有コース(苦手・必要に迫られている)」に分けて解説します。どちらも学習法は共通しいるので、自分で管理するか他人に管理してもらうかの違いです。英語に何か好きがあれば、独学でどんどん上達できます。英語が苦手であればコーチを付けて管理を任せ、最短で上達すべく学習に集中しましょう。デメリットもあるので、自分に合うコースを選ぶのが良いでしょう。

英語学習に停滞期はつきもの、成功体験と習慣化で乗り越えよう

英語学習には停滞期があります。何をやってもうまくいかない時期で、しかもいつ抜けられるかは誰にもわかりません。この記事では私の停滞期の経験と打開方法を公開します。私がTOEIC700点で4年間停滞したこと、短い英文を速く処理することが改善のきっかけだったという体験談をおはなしします。また、辛い停滞期を抜けるには楽しみを持つことと、毎日の学習負荷を少しずつにすることも紹介します。

中学英語はフィードバックが大切?理系目線の音読学習法

私が何年もかけてやった音読学習の経験から、音読のエッセンスまとめました。必要最小の努力で効果を実感していただくために、音読で脳を鍛える必要性、その理由、教材と音読方法を解説しています。大切なことは、簡単な英文が速く処理できるようになること、言い換えで現在形や過去形などの多様なパターンに対して早く処理ができるようになることです。フィードバック制御という観点で解説しました。

洋書多読はディープラーニング?理系目線の多読学習法

私が最もがんばった英語学習法である洋書の多読について、詳しく解説します。洋書多読はディープラーニングのように、大量の英文から単語や文法、話の流れを自分で習得する学習法です。読書を通じて経験から英語を習得するのがポイントです。多読学習の3つのメリットや、難易度別の多読学習ステージ、本の購入や読んだ本の管理方法など、私が実践した多読学習法のノウハウをすべて整理しました。

英文は手を動かして読む?理系目線の英文解析と文法学習法

文法を覚える別の方法として、手を動かしながら覚える方法を紹介します。競合他社の製品を分解して研究することをリバースエンジニアリングといいますが、同じように英文も手を動かして分解してみましょう。最低限のルールだけ覚えたら、あとは野球や将棋のように実践を積みながら習得しましょう。メリットやデメリットも紹介しますが、デメリットの影響は大きくないためお勧めします。

TOEICと工業英検対策

TOEICの取り組み方と参考書を選ぶ際のポイント

TOEICという試験にどう向き合うべきか、私の経験をまとめます。私個人的には生きた英語を学んで欲しいという想いはあります。しかし社内評価や留学目的でTOEICを受験するのであれば試験と割り切ってください。TOEICは瞬発力と体力の両方が必要な過酷な試験です。また参考書を選ぶ際のポイントやTOEIC満点というフレーズへの注意点についても解説します。

TOEIC問題集を解きまくって850点!一番の対策は実践

TOEICの試験対策は公式問題集をやることです。スコアアップへの最短距離は、問題集を何度も解いて間違えた問題の対策をとることです。なぜ公式問題集が良いのか、なえ間違えた問題にフォーカスするのか、間違えた問題を集めて自分用の問題集を作る方法を紹介します。試験本番の対策も解説します。リスニング試験の先読みや両手の使い方、リーディングの時間配分について解説します。この方法で実際に850点をとることができました。

TOEIC600点未満の人向けパート別参考書と解答のコツ

TOEICを試験として割り切り、スコアを取らなければいけない人向けに書きました。Part 3と4以外のパートについて、パート別のおすすめ参考書と使い方を解説します。短い英文を速く処理するためのトレーニング方法、リーディングの単語問題と文法問題の見極めと対策、時間内に全問を解き終えるためのアドバイスをしています。

工業英語の考え方と工業英検対策

専門的な英語を身につけるために工業英検を受験しました。工業英語はビジネス英語や産業翻訳とは異なるジャンルのですが、なかなか浸透していません。工業英語の考え方、試験の概要、各級の解説と難易度、教材や通信講座、私が受験したときの感想などを解説しています。