ベルギーの賃貸をImmowebで探して契約するまで

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この記事ではベルギーで賃貸を借りた私の経験をお話しします。幸いにも事前の予測とは異なりスムーズに見つけることができました。これから紹介するImmowebの使い方がご参考になれば幸いです。

なぜImmowebか

ベルギーでは部屋探しにみんなImmowebというサービスを利用すると教えてくれました。

空き部屋の広告の例(オランダ語)

写真に示す様に空き部屋には入居者募集の広告が出ており、自分で足を使って探すこともできます。ただ、この路上広告と同時にImmowebにも掲載されているケースがあります。

また、電話で申し込みを求められる場合があります。英語で対応してくれればいいのですが、すべてのオーナーさんがそうとは限りません。そこでメールでコンタクトのとれるImmowebを私は利用しました。

外部リンク:Immoweb (英語ページ)

スマホアプリ版もありますが、検索設定が消えてしまうなど操作性がウェブ版とかなり違います。少し不便ですがウェブ版の使用をお勧めします。

アカウントを作成する

このウェブ版の使い方を簡単に紹介しましょう。まずはアカウントを作成し、たくさん登録されている物件の中から、自分の希望する条件にマッチする物件だけを表示する「検索設定」をします。

Immowebトップページ
アカウント作成

アカウントは氏名とメールアドレスだけ入力すれば十分です。電話番号の入力欄もありますが、私は入力せずに使いました。実際に電話番号が無くても問題ありませんでした。

検索条件を設定する

メインページ(右上のMy Immowebをクリックするとこの画面に戻れる)

アカウント作成とアクティベーションを終了すると、上図に示すメインページが表示されます。

画面上部に「147.510 ads in Belgium」という部分があります。これはアパート・一軒家・オフィスまで含めて全部で14万7千件以上の物件がベルギー国内にあるということです。

この中から自分の住みたい場所を探すのは大変なので、紫色の「My searches」をクリックして自分の希望する条件の物件だけを探すフィルターを設定します。

My Search初期画面

この検索設定は最大で4つまで登録可能です。今回は賃貸を探すので「Property to rent」をクリックします。

検索条件の簡易設定画面

切り替わると、上図に示す簡易検索の設定画面になります。ここでは説明のため、下記の様にしました。

  • Type of Property: Apartment(物件のタイプ)
  • Country: Belgium(国)
  • Location: 9000 Gent (地域:ここでは郵便番号9000のゲントとする、郵便番号か地域名で指定)
  • Monthly Rental Between: 300 and 700 (家賃月額300—700ユーロ内とする)
  • No. Bedrooms: 1 to 1 (寝室の数1部屋のみとした)

これで最低限の入力ができましたので、良ければ「Save my search」をクリックします。

タイプとして選択したApartmentにはさらに細かい種類に分かれます。もっと条件を絞る場合は「More criteria」をクリックすると条件入力欄が拡大します。

検索条件の詳細設定画面

実際にはさらに条件がたくさんありますが、ここでは賃貸の種類だけ簡単に解説します。

  • Apartment→アパート(寝室とダイニングが別)
  • Studio→ワンルーム(寝室とダイニングが一緒)
  • Kot→学生向けの寮みたいな部屋(原則社会人への貸し出しは不可で要交渉)

このほかGround Floorといったものもありますが、私には違いがわかりませんでした。今後の記事でご紹介する保険の条件としては地上階とそれ以外では価格が異なるようです。

「Type of Property」の下には「Furnished(家具付)」という選択欄があります。家具付の部屋であれば引っ越しの荷物が少なくて済みますが、家賃は家具なしよりも高くなります。ここでは「Does not matter(どちらも可)」にしました。

以上を設定して「Save my search」で保存します。

検索条件のラベル付け

最後に、この設定条件の名称を付けて「Save」をクリックし設定完了です。

設定後のMy Search画面

設定が完了すると上図の画面に戻りますので、設定内容を確認します。この条件で問題なければ「Run the search」をクリックすると検索が始まります。

右下の「Email alert」は、登録したメールアドレスに一日1回新着物件などのDMが来ます。私はこの設定をYesにして、毎日ではありませんでしたが定期的にチェックして賃貸の相場を調査しました。煩わしい場合はNoにすることで解除できます。

検索結果

上図に示す検索結果が表示されます。この条件では103件ヒットしました。

表示の初期設定では「Display→リスト」で「Sort→Relevance」ですが、変更できます。例えば、Sortで価格の低い順「Price」に変更できます(高い順にはできません)。

マップ表示

また、Displayで地図のアイコンを選択すると、マップと連動して各物件の立地を確認することができます。通勤経路を確認したい場合に便利ですね。

物件の詳細画面

一覧から気になった物件があれば、クリックすると上図のような詳細画面が表示されます。まずは最低限ここをチェックしましょう。

  • 価格(家賃+管理費、上図では535+125で月額総額は660ユーロ)
  • 入居可能日(上図では10月1日からなので、約3か月先ということ)
  • 掲載写真(写真に家具が写っていても実際にあるとは限らないので注意)

なぜ3ヶ月先の空き部屋を募集しているのでしょうか?それには理由があります。こちらでは退去する場合、3ヶ月前にオーナーさんに伝える必要があります(日本では通常1ヶ月前だったはず)。そのため、次の入居者を早めに募集するために退去通知を受けた時点で募集を開始しているのです。

写真の下には物件の説明文もありますが、ほとんどのケースでは英語はありません(フランス語かオランダ語)。私の場合は幸運にも英語で記載されていた物件を見つけましたが、他言語でもGoogle翻訳を使えばいいので問題はないでしょう。

アポイントを取り内覧する

もし気に入った物件があったら、前図赤丸の「Contact by e-mail」をクリックし内覧のアポイントを取りましょう。

問い合わせ画面

上図の画面から申し込みます。ここで内覧希望の「Schedule a viewing」にチェックを入れましょう(初期状態ではチェック無し)。

メッセージ本文は簡単な内容があらかじめ書かれていますが、私は自分の言葉で書きました。自分の言葉で書いた方がオーナーさんに冷やかしではないことが伝わると思ったためです(もちろん私の一方的な考えです)。

Fromの部分にはアカウント情報が自動で入るので、確認だけして「Send」をクリックします。あとは返事を待ちましょう。

返事が返ってこない場合もあるので、まずは多くの物件にコンタクトをとった方が良いとアドバイスしてくれました。幸い私の場合、2件コンタクトをとり2件とも返事が来ました。ただそのうち1件は、英語でメールを出してオランダ語で「XXに電話してほしい」という返事でした。

そして内覧のアポイントを取り、当日は時間を守って指定の場所に行きます。私は事前調査をしていたので、水回りやインターネット回線などを簡単に確認してその場で契約したい旨を伝えました。

オーナーさんは不動産業者の場合と個人の場合があります。オーナーさんによっても対応が異なるので、ちゃんとしたオーナーさんか見極める必要があります。私のケースでは個人のオーナーさんでしたが、とても丁寧に対応してくれて感謝しています。

まとめ

以上、いかがでしょうか。私個人の感想からすると、シンガポールよりも探すのは簡単でした。

このサービスの注意点を最後にまとめましょう。

  • 物件の調査中に検索条件がいきなり消える/変わることがある。その場合は再度設定しなおす必要がある。
  • 「Rmember my email address」にチェックをすればログイン状態を維持できるのかと思っていたが、毎回パスワードを求められる。結局毎回ログインする必要がある。
  • トータル敷地面積の記載された物件の詳細画面を印刷しておく(保険契約時に求められる)。

次回は敷金の取り扱いと火災保険の加入した経験をまとめます。

※この内容は2017年7月時点の情報です。

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